【1】7月20日日本ジビエ振興協会の藤木徳彦代表理事が市ヶ谷の防衛省食堂で、河野太郎大臣初め幹部にジビエ料理を披露した。
メニューは以下のとおり:
(1)鹿しぐれ奴(やっこ)仕立て・・・さっぱり仕上げの鹿肉しぐれ煮。
(2)鹿鍋肉・・・甜面醤(てんめんじゃん)・回(ほい)鍋(こー)肉(ろー)風味。
(3)鹿麻婆豆腐・・・豆板醤(とうばんじゃん)と甜面醤ベースの甘辛仕上げ。
(4)青椒肉絲(ちんじゃおろーすー)・・・鹿モモ肉と筍(たけのこ)をふんだんに使い、ベースにオイスターソースを用いて甘めに仕上げた。
(5)デミグラスソース仕立て鹿ハンバーグ・・・肉の食感が残る食べ応えのある鹿肉ハンバーグステーキ。特製ソースと鹿肉汁の絶妙のからみ。
(6)スパイシー鹿カレー・・・たっぷり野菜の甘みが溶け込んだカレーソースと鹿肉の旨味のハーモニー。
(7)黄金の鹿コンソメ・・・鹿骨の旨味と野菜の甘みがしっかり溶け出した、コクがあってクリアなコンソメスープ。
(8)ヤークトブルスト(ソーセージ)と鹿シュウマイ。
(9)鹿メンチカツと鹿からあげ。
(10)猪ベーコンのポテサラサンド。
【2】試食後代表理事から、ジビエの魅力や取り扱いのポイントについて講演があった。
 遠からず自衛隊員食の定番メニューに採用されれば、画期的なこととなる。
【3】この機会に、ジビエ料理の奥行きの深さに関心をもち直してみよう。鹿カレーとぼたん鍋しか知らなかったのではなかったか。

以上は、一般社団法人日本ジビエ振興協会の「ジビエニュース」をもとに記したものである。

(2020年7月)